今日は輪王寺さんの強飯式。
日光の本格的な春を告げる行事と言われています。
昨日の開山会(かいざんえ)に始まり、いよいよ日光のお祭りのシーズンのスタートです。
高井家の庭でも池の周りのカタクリがポカポカ陽気に誘われて咲き始めました。
去年は雪が積もったカタクリの写真でしたが、さてさて今年はどうなることやら…。
こうなると、モリアオガエルちゃん達の鳴き始めも気になってまいりました。
今日は輪王寺さんの強飯式。
日光の本格的な春を告げる行事と言われています。
昨日の開山会(かいざんえ)に始まり、いよいよ日光のお祭りのシーズンのスタートです。
高井家の庭でも池の周りのカタクリがポカポカ陽気に誘われて咲き始めました。
去年は雪が積もったカタクリの写真でしたが、さてさて今年はどうなることやら…。
こうなると、モリアオガエルちゃん達の鳴き始めも気になってまいりました。
年度切り替えのこの時期は、町中旦那衆のいろいろな会の総会やら役員会やらが続きます。
九代目は自分も出席、料理も担当、となると、どうしても席を確保しておかなくてはなりません。
そんな時、高井家名物テディベアの「さんぞう君」の登場。
実は高井山三は当家の世襲名。
このさんぞう君は、集まりが13名という宴会にも時々登場して、14人目をつとめたりします。
昔、イギリスのチャーチル首相が縁起を担いで13人のテーブルには必ずチャーチル・シートといって14人分の席を設けたことを見習っています。
今日も末席でお役目中。
九代目が料理が一段落するまで、パーカーにダウンベストというカジュアルな装いですが律儀に待っています。
でも、すぐくたびれてひっくり返ってしまうのが弱点なんだなー(笑)
30日。その日は結婚式のお客様だったのですが、一日降り続いた雨が夕方になってようやく上がりました。
美しい花嫁さん花婿さん、雨の中の神橋お渡りは大変だったと思いますが、披露宴はごゆっくりと和やかな雰囲気で、甘くお幸せそうでした。
なんてったって雨降って地固まる。
日光では雨の日に神様が龍になって降りてこられるんですからね。
お二人をお見送りして、スタッフの方も無事お帰りになって、ホーッとひと息。
裏山を見ると、雨上がりの霧がどんどん登って一面が幻想的なグラデーション。
お二人を祝福した神様が龍になって天に帰っていくみたい!
昔、あの霧は小人さんが山でご飯を炊いているんだよ、と教えてくれたN先生。今日はお赤飯かなー。
あんなに雪が深かった庭もどことなく春めいてまいりました。
雪が溶けたと思ったら、ポカポカ陽射し。
本当に暑さ寒さも彼岸まで、でした!
高井家の庭の一番乗り。今年は水芭蕉でした。
ザゼンソウは早くに咲いて、寒さの中で縮んで水没しています。
奥のお座敷の火鉢にそっと置くと、そこだけ春が来たようなほの明るさが。
この火鉢は先代が大事にしていたもので、昔はこの引き出しに海苔を入れておくと湿気ないでパリッとしたとか。
そして一本つけて、海苔を肴にチビチビやったのでしょうか…。
今年は大雪で蔵から出すのが遅れた分、3月いっぱいゆっくりしてもらうことになったお雛様。
これは、55年前に生まれた高井家100年ぶりの女の子「ともちゃん」のお雛様。
かわいいお顔ですね。姪にそっくり!
残念ですが、7段飾りの花ちゃんのお雛様は、雪で出せませんでした。
しかし、あまりしまいこんで置くのも、これまた、心配ですよね。