2006-02-19

2006/2/19(Sun) 足尾の春

 今日は足尾銅山に行ってきました。廃墟と化したかつての精錬施設は今は静かに春の陽射しのなかに立っています。胸に迫るその姿は、近代化の戦いに傷ついた人間の歴史を思い起こさせます。負の遺産として登録しようという動きもありますが、赤茶けた山肌も近年の人々の植樹の努力によって徐々に緑を取り戻してきました。気のせいかあたりを見渡すと、木々は芽吹きとともにうす紫色になり始めたようです。

 1916年には人口が38,000人以上(!)だったなんて。懐かしい駅や掛水倶楽部もレトロです。安塚さんというお菓子屋さんのあんこ玉は絶品。もうすぐここも日光市になります。よろしく。


0 件のコメント:

コメントを投稿

人気の投稿