高井家の駐車場の紅葉も寒風に丸裸です。これは、なんの巣でしょうか…?去年から、頬の白いきれいな小鳥が出たり入ったりしていましたっけ。なにやら運んでは、ちゅっちゅくしてましたが、それにしても見事な半円形のおうちですねー。
あまりにも冬が厳しいので、暮れからどこかへおでかけ。こんなに上手に作った巣を忘れないでね。もう少し暖かくなって葉っぱがフサフサする頃には、誰からも見えなくなって安全です。今は、やっと西日があたるとそこだけ春が来たように見えます!
高井家の駐車場の紅葉も寒風に丸裸です。これは、なんの巣でしょうか…?去年から、頬の白いきれいな小鳥が出たり入ったりしていましたっけ。なにやら運んでは、ちゅっちゅくしてましたが、それにしても見事な半円形のおうちですねー。
あまりにも冬が厳しいので、暮れからどこかへおでかけ。こんなに上手に作った巣を忘れないでね。もう少し暖かくなって葉っぱがフサフサする頃には、誰からも見えなくなって安全です。今は、やっと西日があたるとそこだけ春が来たように見えます!
ついに氷柱ができ始めた蹲まわりですが、日中の陽射しが差し込むと、冷たい水までもがなんとなく水あめのようにゆるゆるして見えます。春はそこまで来ているのでしょうか?
節分前の今どきは、青竹の青さももまだ残っていながら新年会や初釜も一通り終わり、冬のような新春も過ぎたような半端な気持ち。寒さだけが身にこたえます。あ~、本当の春が待ち遠しいなぁ…
でも、冬の日光は道路も観光名所もすいていて穴場かもしれません。星空もきれい。空気も最高に美味しいです。
昨日、東京では珍しい雪。日光にもやっと、天気予報どおりの雪が降りました。そこで、深夜の庭の照明をつけて「雪見酒」。明かりをつけると、昼間とはまた違った風情です。木々や石像・灯籠の上に降り積もった雪の白と、樹齢百年のつげの枝の下で苔の緑が、闇に浮かび上がって幻想的な美しさでした。夜の静寂の中、七福神の石像たちも無言で佇んでいます。冷たい時間が止まって、灯籠の明かりが暖かく見えました。
あ~、この景色、お客様にお見せしたかったなぁ~。こんな時に限って今夜はお休み。う~む、もったいない。何年かにいっぺんあるかないかの夜でした。
これは日光ロータリークラブの鐘。毎週木曜日、金谷ホテルにて、この鐘をたたくことで例会が始まりますが、1月新年会と6月の新旧会長交代の時だけは高井家で行われます。RCの精神は「四つのテスト」(真実かどうか・みんなに公平か・友好と友情を深めるか・みんなのためになるか)。会員相互でボランティアなどの報告や各自事業の情報交換などをします。
日光RCは来年設立50周年。高井家は祖父が設立当初からのメンバーで、今の九代目は、日光RC3代目になります。先日、新年会のため当店にやってきた鐘を磨いてみました。なんとなくご先祖様にもその音が届くような…
昨日16日は薮入りでした。大女将の話では、昔は修行中の小僧さんや女中さんが、お小遣いやお仕着せをもらって里帰りが許されたそうです。15日は小豆粥を食べたり、小正月といって女の人の骨休みの日といいます。そうかぁ、お正月も一段落して、みんなほっとするんですね。いいなぁ。当家の嫁は帰るところもありません。
そんな時、湯元のお客さまから、「うちの女将さんから」と、お土産を戴きました。初めての「蒸しきんつば」です。美味しそう!よく見ると、きんつばの表に日光湯元の字が。あれ?どこかで見た色だなぁ…おおっ、湯元温泉の源泉が白く湧く様子にそっくりだー!
湯元の女将さんのお心遣い。元気が湧いてきました。
昨日から今朝にかけて日光は雪化粧!その水墨画のような美しさは、連休中の参拝のお客様を魅了しているのではないでしょうか。
ゆうべは日光市内では初市がたち、九代目と一緒に年神様にお参りして、達磨を買いに行きました。一日中、ずーっと家の中で仕事をして、暗くなってから町に出ると、寒さのせいか、なんだかひっそりして、出店も2,3軒。達磨もちぢこまって残り僅か。
昔の初市の賑わいを思い出して、ふと寂しくなった帰り道、神橋のところに差し掛かると、白い雪にやさしく覆われた朱塗りの御橋がライトアップされ、それはみごとな神々しさでした。静かな夜だけに、心の中に灯がともされたように感じて、おなかに抱えた達磨さんにも見せました。
今年も初釜の季節がやってまいりました。初釜とは、新年最初にかける茶席の釜のことです。高井家ではお正月明けから2月上旬まで、いろいろな流派の先生方が初釜のお席にご利用くださいますが、どのお席にも初々しく清らかな新鮮さを維持するということはとても難しいものです。
春の光もうららかなお座敷で、釜の湯の煮え立つ音が松風のようにシューシューと優しく響いています。日の出のお軸、胴炭飾り、結び柳、梅に白玉椿。いつものように新年のしつらいを整え、お道具をあらためるうちに、おもてなしの一年が静かに幕を開けていくのを感じます。
昨日は七草粥でした。お正月のご馳走で疲れた胃腸をいたわるために、ということだそうですが、朝陽の差す台所で、真っ白なお粥さんの湯気の向こうに青々とした七草の鮮やかさを見るたび、「あ~、今年も春の命がめぐってくるのだな~」とほんわかしみじみ。
ところが、七草の写真ではなくて、新春早々失礼致しますが、昨日は我が家の愛犬ラッキー君の四十九日でもありました。実は、彼は去年の11月20日に山伏茸の薬効もむなしく夢の国へ旅立っていたのです。昨日、お客様がお供えのお花を。12年間。いつのまにかお店の人気者なっていたラッキー君でした。
あぁ、お粥のために庭の七草を探していても、尻尾を振って邪魔をする君はもういないんだね。
この一見お伽の国のペンション風の建物は…温泉です!
その名も「日光小倉山温泉・春暁庭ゆりん」。霧降高原アーデルスケートセンターわきの林道を入っていくと、山の木立の中にぽつんと。アルカリ性単純温泉。14時から夜中の2時まで年中無休でやっています。
内湯と露天風呂、さらにうれしいことにマッサージコーナーやバーまでついていて、湯上り後にビールでクーッ!でも、車で行くしかないので、運転の人は牛乳ですね。。真冬でも、温まった体に胡麻やチョコのソフトクリームも美味しかったです。
夜中に行くと貸切状態で、夜空の星を見上げながら最高!ライトアップされた木々の向こうに光る鹿の目が…なんてことも。
明けましておめでとうございます。暦はいよいよ平成二十年。ネズミ年です。もう1月3日。おかげさまで高井家もおせち作りを大晦日の朝に無事終わり、やっと新年を迎えることが出来ました。
おせちだけでなく、いろいろな準備が最後まで続き、本当に忙しい年の暮れでした。嬉しかったのは、大きくなった子供たちが帰ってきて、手伝ってくれたことです。暮れは高井家の年越しのしきたりを覚えることで重要なひと時。
旧年中はたいへんお世話になりました。本当にありがとうございます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
お正月の高井家の庭。1月2日の早朝です。なんともいえない清らかさ。敷き松葉もうっすらと雪化粧。青銅の鹿さんもミニ神橋を寒そうに渡りました。
日光では大晦日の晩から元旦にかけて、除夜の鐘、斎旦祭など年越しの行事があいついで執り行われます。護摩焚きの警護に地元の消防団として参加した九代目は、そのまま社寺のお手伝いに…帰宅するのは午前2時ごろ。こうしてもう何十年も、紅白歌合戦を見ることもなく新年を迎えるのです。毎年、初詣のお客様の来訪の様子で、その年の景気を自己流に予想するのですが、今年は最初はなんとなくパッとしませんが、実は底力のある経済だそうです。
ふ~む。なかなか当たりそうな気がします。期待しましょう。
1月2日。田母沢御用邸で、「オープン初釜」が行われました。日光市国際交流協会との共催です。この初釜は、国際化の第一歩としてお正月遊びや書初めなど日本文化を伝承しようということで、高井家でおととしまで行われていました。去年から合併のためリニューアルして、より多くの人に楽しんでもらおうということで、会場を御用邸に。
格調ある日本庭園とお座敷ながら、どなたにも開かれた気軽に初茶をいただける贅沢なお席です。また、御用邸も2日からオープンなので、語呂もぴったりです。今年も世界各国からのお客さまがお見えになり、抹茶で一座建立。世界の平和を祈りたいものですね。