ラベル 日光 - 奥日光 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 日光 - 奥日光 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2007-09-09

2007/9/9(Sun) 秋風に 源泉恋し 湯の香かな

  台風一過。まだまだ暑い秋の始まり。奥日光ではさすがに風もひんやりしてきました。先日の台風9号は日光も直撃。湯元の旅館では浸水や暴風による被害も出たそうです。

 秋になると、なんといっても恋しいのが、温泉の湯煙。湯の湖から右に折れて奥に入ると、温泉寺や湯元温泉の源泉があります。硫黄の香りに誘われて源泉小屋に近づくと、足元では小さくぶくぶくと白濁のお湯が湧いています。おもわず手を入れてその暖かさにホーッとしていると、「あー、全身入りたい!」。

 これからの季節、温泉ですね。



2007-08-18

2007/8/18(Sat) 龍降りて 白き飛沫の 夏衣

はい。あんまり暑いので、奥日光へ。

龍頭の滝・湯滝・華厳の滝。

滝めぐりでマイナスイオンを浴びてきました。

さすがに涼しい!

これは、龍頭の滝。写真をクリックしてみて下さい。

しばしの涼を。



2007-07-29

2007/7/29(Sun) 滝を見に 蛇も散歩の 夏休み

 竜頭の滝沿いの遊歩道にて、蛇さんを発見。体長1メートルぐらいのおっとりとした蛇さん。滝のマイナスイオンを浴びに来たのでしょうか。

 都会からの修学旅行の子供たちも集まってきて、大騒ぎ。外国人観光客も写真を撮っていました。「蛇に会うのはお金持ちの予兆」と、昔どこかで聞いたような気がします。本当ならうれしいですね。

「ヘビ。長すぎる」と言ったのは、ルナールでしたが、本当に不思議。お散歩もミステリアス。



2006-08-27

2006/8/27(Sun) 幸の湖の 暮れゆく空に 誰か呼ぶ

  8月末。中禅寺湖畔。夕暮れ。秋風。誰もいなくなったボート乗り場に座っていると、どこかで誰かが呼んでいるような…

 娘とその友達が、足こぎスワン・ボートに乗りたいというので来ました。夏休みも終盤の夕方なので、寂しそうなスワンちゃん達が岸辺に繋がれています。大学生の娘たちは青春真っ只中ですが、おかみのたかみは、つい過ぎ越し日々を回顧してしまうこのごろ。あー、人生の夏も短かったなー…

 あまりにも静かな湖面を見ていたら、西の空の向こうに浄土が待っているのを実感した次第でござりまする。



2006-03-21

2006/3/21(Tue) 「星野家」 という名の 仏蘭西料理店

  真ん中でワインをラッパ飲みしているのは、レストラン「Chez Hoshino 」オーナーシェフの星野さんです。栃木県国際交流員のフランス人青年ロマンちゃん(オレンジ色セーター)がお友達をつれて日光見物に来ました。ところが、お彼岸だというのに奥日光は吹雪。そこで星野さんのお店に直行しました。窓の外は雪と暴風で珍しく荒波の中禅寺湖。本場フランスの料理事情を聞きながら、のんびりランチを楽しみました。シェフの暖かいおもてなしにうれしくなって吹雪く玄関先で記念撮影。白い点々は雪です。星野さん寒いのにゴメンナサイ。美味しかったです!

 せっかく日光に来たのにあまり観光も出来ないね、と言ったらロマンちゃんは「土地の人と触れ合うことはとても楽しいです」と言ってくれました。若いのにうれしいこと言ってくれるじゃあないですかい。



2006-03-05

2006/3/5(Sun) 水鳥は 雪に埋もるる 碑を知るや

 前日の湯の湖畔にて。去年、戦場ヶ原の湿原とともにラムサール条約に登録されたことを記念して建てられた石碑です。ラムサール条約とは、水鳥の生息できる湿原や自然を人類共通の財産として守り、かつ賢明な利用を目的とする取り組みです。日光はこれで、国立公園・世界遺産と並び3冠のタイトルを手に入れました。この日も美しい鴨の群れがこの碑のすぐ近くでゆうゆうと泳いでおりました。鴨さん、この大きな石が自分達を見守っていることはわかるかな?

 湖面は暖かいお湯に近いところは解けていますが、奥は凍って真っ白。まるで童話の「雪の女王」の世界です。今なら湯元まで道路に雪はなく、しかもこんなに冬景色を堪能できます。
 

2006-03-04

2006/3/4(Sat) 猿と聴く 湯元の つららシンフォニー

 今日は奥日光に行ってきました。中禅寺から戦場ヶ原を抜けて湯元まで。それはそれは美しい冬の午後でした。湖はどこまでも静かで、竜頭の滝のすそは時が止まったように凍りつき、雪原の白樺をすかして見える男体山はただ雄々と青空を仰ぎ…

 冬の日光はぜひおススメです。あたりには誰もいない、ということはあなただけのためにこの景色をとっておきましたよ!という自然のメッセージが聞こえてくるようです。

 湯元で軒のつらら達がキラキラ光って、まるでシンフォニー。「へーっ、きれい!」と感心して見上げていたら、隣に猿が来て「そーかい」と言いたげな顔でこちらを見ていました。いいな。いいな。日光って。


人気の投稿