2012-07-09

2012/7/9(Mon) 夏の朝 羽化するヤンマの 青い空

 いい天気だにゃ~。今朝、確信をもって庭へ。

いた、いた!おかみのたかみが観察中の縁側のアケビのつるに、オニヤンマが羽化したところ。

実は昨日の朝、まだ雨の降る中、庭に花を摘みに降りると充分大きくなったオニヤンマが殻から飛び立っていきました。しまったー!シャッターチャンス逃した。殻だけ残された写真を撮りながら、「よし、明日の朝は絶対早起きしよう!」

去年も7月4日頃たくさんのヤゴの抜け殻を見つけました。早朝にはまだ色の出ない羽でぶら下がっていました。

しかし、自然の生き物のセンサーはすごい!梅雨の合間、ちゃんとお天気が回復するのを知っていて飛立つんだ。

向こうに広がる夏の青空。自然界の偉大さに感動したひとときでした。



2012/7/9(Mon) 虫も来る お天王さんの お供えです

 昨日は西町の八坂祭でした。今年の当番町は隣の安川町。御神輿も出ました。本町は来年だそうです。

何年か前まで、本町も小さいながら神輿が担がれ、ハッピを着た子供たちが「お賽銭、おーくれー」と言って町内各戸を廻ったものです。長男太郎も生後半年でハッピを着せられていたっけ…。今では、若衆不足と小子化で本町は神輿は出せません。

元来、疫病の流行る季節に無病息災の願を八坂神社にお祈りしたそうです。

大女将が玄関にお供えの膳をしつらえました。「昔はお天王さん(八坂祭)がくるまで胡瓜は食べられなかったんだよ。今じゃ一年中食べられるけどね」と言います。

写真には写っていませんが、このお膳の下にデッカイ昆虫が!

お向かいの床屋さんが教えてくれましたが、シロスジカミキリムシでした。



2012/7/9(Mon) 大女将特製丹波大納言のきんつば

 高井家名物、大女将のきんつば!毎年、お天王さん(八坂祭)の時に焼いてくれます。

去年は震災の被害で気落ちして作れませんでした。いつも店が忙しい時期なのでたいへん。丹波大納言をコトコト煮て、豆の皮をつぶさないようにやさしく練って、衣をつけて六方焼きにするのですが、今年は「さぁ、作るかな!」と元気復活しました。3日前から準備して、ちょうどこの日のお客様にもひと口どうぞ。

口に入れると豆の粒がほろほろほどけて、じわっと豆の味が…!

甘さ控えめで生ビールにも合いました(笑)。



2012/7/9(Mon) 婚活は どうだいモリアオ ガエル君

 高井家の人気者。モリアオ君。

ご報告が遅れましたが、今年の初鳴きは4月23日でした。いつもは4月10日前後なので2週間近く遅い。そのかわいい声は毎日毎晩ギャラを払わなくてはいけないくらいお客様にウケていますが、お目にかかったのは7月の池掃除。カキツバタの茂みに隠れていて黄緑色。だいぶメタボ気味ではあります。

ラブコール・コーラスも一段落しつつあるこの頃ですが、軽やかな鳴き声は梅雨に似合う庭の主です。今月の末頃までお嫁さん募集中と唄っているのではないでしょうか。がんばれ!



2012-06-28

2012/6/28(Thu) 辰年の84歳の壁

 芸術家が壁画アートを描いてるのではありません!左官屋さんが2階の大広間の壁の大修復を始めたところ。

去年の大震災の時に壁に亀裂が入りました。その後、余震のたびに少しずつ大きくなって、いつ崩れるかと毎日ヒヤヒヤ。いよいよ工事になりました。

昭和3年築のお座敷ですから、ちょうど今年で84歳。よくもったなー。お疲れ様。

京壁をはがすと下地が…。けっこう分厚くて大変な重さでした。

ホコリがたたないように。床の間を傷つけないように。細心の注意を払って職人さんが頑張ってくれています。

下地、下塗り。まだ、最終工事は終わっていません。蔵もまだ完成してないし、震災の後遺症はまだまだ。

日光の我が家でもこれなのですから、東北の震源地に近いところは本当に大変でしょうね。



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