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2009-05-02

2009/5/2(Sat) お供する 茶瓶の家体 珍しや

  先月のことで恐縮ですが、4月17日は二荒山神社の弥生祭でした。この小さなかわいらしい家体は、西町の当番、板挽町の本家体のお囃子にくっついて廻りました。

 日光は昔大火があったので、今は、宮大工の技が光る漆塗りの本家体を所有する町内は残り少なく、この茶瓶の家体も貴重です。近づいてよーくのぞいたら、茶瓶ではなくて、お酒の徳利が熱燗になっていました(笑)。粋なおじさんは気になってしかたないみたい。



2009/5/2(Sat) 緑萌ゆ 山も川も どこまでも

  名所旧跡ではなく、ありふれたご近所の風景。神橋を通り過ぎて、下河原から鳴虫山を見上げると、どこまでもどこまでもいっせいに緑が萌え始めました。

 川の流れの音を聞きながら、深呼吸。嗚呼、今年も生きているんだな、と実感。風薫る日光の季節がやってきました。



2009-03-19

2009/3/19(Thu) あかがねの 山にも春の 芽吹きかな

  久しぶりに足尾銅山に行ってきました。明治時代の日本の近代化を支えた銅山の歴史を世界遺産にしようという運動も始まりました。精錬所の廃墟のような建物は、いつ見ても迫力があります。

 渡良瀬川上流の「銅記念公園」は、たっぷりとした水が滝になり、かつての公害の原点といわれた鉱毒問題が嘘のようです。

 木々も芽吹き始めました。のどかでおすすめの観光スポットです。銅山観光も資料館も勉強になりますよ。



2008-04-15

2008/4/15(Tue) モリアオや 鳴き初め 4月11日

  今、日光市内では、八汐つつじが見頃です。高井家のピンクの八汐もこのとおり満開。日光にもいっきに春が来ました。庭の花々がつぎつぎ咲いて、手入れも忙しくなってきた、と思ったら…

 今年も、来ました。モリアオ君!ころろろろrrrr~♪

ヤマアカガエルの「ひょえ~、にょへ~」と一緒に、混声合唱。

今年の鳴き始めは4月11日でした。

 はぁ~、それにしても、毎年、よく忘れずに同じ時期に目覚めること!自然の大いなる不思議を感じますねー。まるで、暦でも持っているかのような、正確さ。いやはや、たいしたもんです。



2008-04-07

2008/4/7(Mon) 金堂や 威風堂々 春の風

只今、輪王寺の三仏堂は、平成の大改修中です。いつもは足場が組まれ、カバーがかかっているのですが、4月2日の強飯式のために、久々にそのお姿をあらわになさいました。

このお堂の中に、一山の僧侶が勢ぞろいで進み、山伏の法螺貝の音も力強く鳴り響く様は、まるで中世の絵巻物を見るかのようでした。特に、七条という高貴な袈裟を纏ったお坊さんの行列は、荘厳な美しさ。毎年、見とれてしまいます。

お堂の前の金剛桜のつぼみは、まだまだ堅いようでしたが、日光にも、春の風が心地良いお参り日和の季節がようやくやってきたようです。



2008-04-01

2008/4/1(Tue) エイプリル・フールとはいえ驚いた

 今日から4月!新学期の始まりです。

と、思いきや、朝、日光市本町の窓の外は雪。

「雪だ~!」と叫んでも、みんなエイプリル・フールだと思って本気にしないみたい。高井家の庭も、せっかくふくらみ始めた花の蕾たちがふるえています。

 今朝、九代目は、滝の尾道の開山堂にて、「開山会」の儀式に参列。例年と違い、春の始まりとは思えない厳しい寒さの中でのお参りだったようです。

 明日は、輪王寺三仏堂において、いよいよ「強飯式」が執り行われます。これで、日光は一気に祭礼のシーズンに突入。霊気のパワー、自然の美しさ。ますます山が迫ってきます。



2006-02-19

2006/2/19(Sun) 足尾の春

 今日は足尾銅山に行ってきました。廃墟と化したかつての精錬施設は今は静かに春の陽射しのなかに立っています。胸に迫るその姿は、近代化の戦いに傷ついた人間の歴史を思い起こさせます。負の遺産として登録しようという動きもありますが、赤茶けた山肌も近年の人々の植樹の努力によって徐々に緑を取り戻してきました。気のせいかあたりを見渡すと、木々は芽吹きとともにうす紫色になり始めたようです。

 1916年には人口が38,000人以上(!)だったなんて。懐かしい駅や掛水倶楽部もレトロです。安塚さんというお菓子屋さんのあんこ玉は絶品。もうすぐここも日光市になります。よろしく。


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