青竹の井戸蓋も準備して、暮れの支度も進んでいます。
東京のマダムからはクリスマスのリースも届きました。
いつのまにか増えていたクリスマスの抹茶碗も出して、残り少ない今年の出番を待っています。
忙中閑あり。
さてと、一服しましょうか。
青竹の井戸蓋も準備して、暮れの支度も進んでいます。
東京のマダムからはクリスマスのリースも届きました。
いつのまにか増えていたクリスマスの抹茶碗も出して、残り少ない今年の出番を待っています。
忙中閑あり。
さてと、一服しましょうか。
敷き松葉をしました。
桜の葉が散り、紅葉が散り、藤棚の下に最後の葉と茎が散ると、やっと庭のお世話が一段落。
草むしりや落ち葉掃きから解放される頃、霜柱が立っていよいよ冬の始まりです。
敷き松葉は、苔が凍て上がってはがれないように保護するためと、冬の茶庭のアクセントとして毎年冬至頃から啓蟄まで施します。
雑草だらけだった江戸時代からの庭を手入れして33年。
もう少しで庭全体に苔がつながります。
長かったような短かったような。
おかげさまでいろいろな種類の苔さんたちとお友達になりました。
雨が上がりました。
今日からお天気変わります。
なぜかというと、たかいやの庭では朝からオニヤンマが誕生‼️💖
あちこちで、頑張って羽を広げ始めました!
ヤゴの殻には、池のアオウキクサがまだ濡れたままついています。
毎年出会う、日光の夏の始まり。
梅雨明け間近かな?
今日の高井家の庭は雨に濡れてしっとり。
梅の花が散り始めて、ヤシオツツジがうす紅につぼみをふくらませて。
思わず、お祝い事の後片づけの手を休めてしばし見とれてしまいました。
ご祝儀、ご法事としつらいもどんでん返しが続いてちょっとひと息。
まるでお茶会の後のようなお道具をしまわなくちゃ。
これでも、掛け軸、毛氈、家内喜樽、高砂人形、器をしまった後です。
準備して、お迎えして、また次に備えて。
人生の節目の大切さを、お客様と共に分かち合いながら、こうして歳月を重ねていける幸せを感じます。
雨に濡れた敷き松葉が美しい朝です。
毎年、この季節になると高井家の庭もすっかり落ち着きます。
今年もありがとうございました。
1年の感謝を込めてご挨拶申し上げます。
健康で働ける喜びをしみじみとかみしめながら庭掃除です。
というか、あ~草むしりしばらくお別れ、落ち葉掃き終了。
おかみのたかみの庭閑期到来!という喜びがひたひたと。
あとは雪かきに備えて体力を蓄えるのみです。
美味しいものを食べて、ですね。\(^o^)/
青竹の井戸の蓋。
今年もいよいよ新年を迎える準備が本格的になってまいりました。
青竹はすがすがしい緊張感で、静かになった庭を引き締めてくれます。
高井家の歳時記ノートをにらみながら、ひとつずつ落ちのないように準備を。
こういうのを首っ引きというんでしたっけ。
あれ?首ったけ、というのは違いますよね。
最近、地面とばかり会話して、人間語話してないから、言葉が出ません。
広辞苑ひいて笑っちゃいました。
高井家の庭にも紅葉がやって来ました。
今年は休みをとる暇もなく、お客様から山の様子を聞く次第。
朝ごとに彩りが増す裏山を眺めるばかりです。
今、お座敷の前のツワブキが満開。
池の中の四季咲きかきつばたもがんばっています。
赤、黄、紫。植木の緑。
冬支度の前に、ちょっとにぎやか。
もうすぐ植木屋さんが入ります。
九代目がひとりで、ボーッと縁側に。
蛇が嫌いな彼は、よほどの用がないと庭には降りません。
「庭は眺めるものです」とかなんとか言いながら。
そのくせ、もっと自然に草ボウボウの庭がいいとか。
謎の人ですなー。
今、高井家の庭は牡丹の花が満開です。
連休中の暖かさで、一気に咲きました。
朝、まだまだ固いと思っていたつぼみが、本当にあっという間にいっせいに開いたのです!
花が目覚めたのか?
それとも自分が目覚めたのか?
庭の向こうの山の緑も見上げるたびに萌え揺らぎます。
もう、鶯なんて朝からケキョケキョ、キョロロロ~♪
声につられて窓辺を見ると、すぐそばのイチイの木の枝で鳴いています。
「テープですか?飼っているのですか?」
都会のお客様によく聴かれますが、
「いた、いた!あれが鶯なんだ~」
と妙にその姿の地味さに感心していらっしゃるのが面白いです。
4月8日の朝。
昨日までの春の庭とうって変わって雪景色。
せっかく満開になったヤシオツツジもカタクリも雪に包まれ、う~、寒そう!
たった一日でこうも違うものでしょうか。
だんだん上手になってきた鶯君の声も聞こえません。
冬タイヤの交換を先延ばしにしておいてよかった。
やはり、日光は弥生祭まで油断ができませんね。
でも、鳥と花たちには可愛そうですが、思いがけない雪の庭の美しいこと。
この日は御用邸で、栃木県謡曲連盟主催「春の日光謡曲大会」が開かれました。
観世流・宝生流・喜多流の各派が一堂に会し、日頃の成果をお披露目。
九代目も観世流で参加。
そのあと帰宅して、お仲間と3時半頃から反省会。
といっても、正しくは雪見酒でした!
高井家の春の庭本番。
すっかり霜柱も消え、雪の心配もなくなるころ高井家の庭に春がやってきます。
今年のヤシオツツジは早かったー。
例年より10日早いかな。
いつもは二荒山神社の弥生祭の頃に咲くのですが、今年は町中でもすっかり咲いています。
お祭りのお囃子の音が聞こえてくる季節。
初鰹も恋しい季節。
子供たちの新学期の準備に忙しい季節。
様々な思い出をのせて、あたたかな風が吹いてきます。
今年は去年ほどではありませんが、ちょくちょく雪が降りました。
草むしりが人生最大のミッションであるおかみのたかみも、冬の間は農閑期。
ましてや雪化粧の庭は何もしなくても美しい!
助かります!
カラー写真なのに水墨画のようなモノクローム。
美人に見える夜目遠目傘のうち、ではありませんが、
新緑・紅葉・雪景色が高井家の庭のご馳走です。
これで、駐車場の雪かきさえなければ最高なんですけど…。
2月19日。
今日は雨水。何度か降った屋根の雪も、暦通りの暖かさに溶け出してきました。
これは1月末、寒のうちに収穫(?)した蹲のつらら。
名水の井戸水が凍った日光天然氷です。
実は、オンザロックのために冷凍庫に保存して、ちびりちびりと楽しむのでございます。
田舎ならではの冬の楽しみ。
自然界からの贈り物ですね。
2月11日。
11日から15日まで、化け地蔵で有名な含満ヶ淵(憾満ヶ淵)でキャンドルページェントや冬の花火がありました。
大きな打ち上げ音のあと、庭のすぐ上に降り注ぐ光の滝。
まるで映画「未知との遭遇」のワンシーンのようです。
おかげさまで、宴会のお客様は大喜び。
寒気にもめげず窓を開けて見入っていらっしゃいました。
贅沢な夜ですねー。
1月12日。
成人式の日の夜遅くに雪。よかったね。一日違いで。
九代目は五社祭という地元の五つの神社のお祭りで、なぜか朝から帰ってきません。
冬の夜長に(?)駐車場の雪かきを1人でやっていたらつまらなくなってきたので、おかみのたかみは雪だるまを作ることにしました。
子供たちが小さい時は作るのを見てはいたのですが、最初からひとりで作るのは初めて。
58歳で人生初めてのこともあるんだ!
小さな雪玉を転がすうちにだんだん大きくなり、雪かきをしなくてもいいかも、と思ったのは大間違い。
結局、重い雪玉が転がったあとはまだらでそのあとの雪かきがたいへんでした。
せっかく作ったので、ドラえもんのようにしようと鈴と耳をつけたのですが…。
そうだ、ドラえもんはねずみにかじられて耳がなかったんだっけ!(笑)