海老屋さんの引き上げ湯波のお造りです。
相方はプレミアム・八汐鱒。
つまは春らしく筍、菜花。
このヤシオマスは、栗山の「大滝」さんが特別に育てている八汐鱒で、「日光サーモン」と命名したそうです。
臭みが無く、しっとりとして上品な味わいは繊細な生湯波によく合います。
春を告げる花ヤシオツツジはニッコウキスゲと並んで、日光市の花になっています。
この鱒もそれにちなみ八汐鱒という名が付いたのですが、さらにプレミアムな栃木を代表する食材として人気上昇中!
お花も待ち遠しいですね。
海老屋さんの引き上げ湯波のお造りです。
相方はプレミアム・八汐鱒。
つまは春らしく筍、菜花。
このヤシオマスは、栗山の「大滝」さんが特別に育てている八汐鱒で、「日光サーモン」と命名したそうです。
臭みが無く、しっとりとして上品な味わいは繊細な生湯波によく合います。
春を告げる花ヤシオツツジはニッコウキスゲと並んで、日光市の花になっています。
この鱒もそれにちなみ八汐鱒という名が付いたのですが、さらにプレミアムな栃木を代表する食材として人気上昇中!
お花も待ち遠しいですね。
2月が終わろうとしています。
今日はうららかな春の陽射し。
久しぶりに池の中に入ったら、座禅草が増えていました。
まだ冷たい水の中にすっかり水没していたので気づきませんでしたが、今年は1株新しく仲間が。
奥に見えるのは白い座禅草。
手前二つが紫色の親子です。
寄り添って、春の空を見上げている風情が健気です。
来年は、もう少し浅いところか、水辺の湿地に移植してあげなくてはかわいそうかも。
今年もお雛様を飾る季節がやってきました。
日光では町中で「鉢石宿のおひな様」のイベントが開かれています。
高井家でも、いくつかのお雛様を飾っていますが、毎年しまうのが遅れる言い訳に、旧暦までに、なんて言っておりましたっけ。
今年はお雛様の主がお嫁に行ってしまったので、お気兼ねなく、のーんびりご滞在していただきましょう。
お供やお道具も出さなかったので、お内裏さまと二人きりでさみしいかな。
いや、新婚だからいいかな。
テレビの収録です。
調理場での撮影をあんなに嫌がっていた九代目ですが、
「日光のゆば」の食材としての魅力を伝えたい、というディレクターさんの熱意に負けてつい…。
調理場にて料理の手元と、お座敷でゆば料理についてのトークを少し。
もともと素面の時は寡黙でシャイな九代目。
ひと口飲ませてから撮影してもらえば良かった?
「食材と食べる人に愛と敬意を込めて」が
日頃のモットーなのですが、うまく伝わるでしょうか。
2月21日。土曜日の朝9時半。テレビ朝日。
「食彩の王国」で湯波の歴史と食文化を紹介してくれます。
「さてみなさん、麦麹、米麹、大豆、海の塩。」
なにやらおもむろに講釈を始める大女将。
久しぶりに手前味噌を作ります。
以前から味噌は自家製だったのですが、蔵に何樽も寝かせてあるのでしばらくお休みしていました。
今年の冬の寒仕込みの味噌の出来が楽しみ~、と言うと、
「自慢の味噌だからね」とえらそうにしています。
おばあちゃんの最強味噌ということですね!
今年は去年ほどではありませんが、ちょくちょく雪が降りました。
草むしりが人生最大のミッションであるおかみのたかみも、冬の間は農閑期。
ましてや雪化粧の庭は何もしなくても美しい!
助かります!
カラー写真なのに水墨画のようなモノクローム。
美人に見える夜目遠目傘のうち、ではありませんが、
新緑・紅葉・雪景色が高井家の庭のご馳走です。
これで、駐車場の雪かきさえなければ最高なんですけど…。
2月19日。
今日は雨水。何度か降った屋根の雪も、暦通りの暖かさに溶け出してきました。
これは1月末、寒のうちに収穫(?)した蹲のつらら。
名水の井戸水が凍った日光天然氷です。
実は、オンザロックのために冷凍庫に保存して、ちびりちびりと楽しむのでございます。
田舎ならではの冬の楽しみ。
自然界からの贈り物ですね。
2月14日・15日。
中禅寺金谷ホテルにおいて、若き実力派料理人たちによる
「美食のアンサンブル・とちぎテロワール」
という食事会がありました。
テロワールとは、その土地の産物を育む土壌・自然のことです。
バレンタインデーということもあり、九代目とおかみのたかみは雪のいろは坂を登って(乗せてもらったのですが笑)お勉強に。
栗山でプレミアム・八汐鱒を育てている友人の山越さんご夫妻もご一緒して、とちぎの農業・畜産業・養殖業の生産者の方々のご苦労談やレストランの話題などをうかがい、ワインとお料理も楽しみながら盛り上がりました。
栃木県を代表するシェフ音羽さんが那須の酪農家さんと山羊のチーズを切り分けてくださって解説。
生産者と料理人とお客様。
ちょっといつもと違った角度から見た幸せな関係。
とちぎ再発見の夕べでした。
2月11日。
11日から15日まで、化け地蔵で有名な含満ヶ淵(憾満ヶ淵)でキャンドルページェントや冬の花火がありました。
大きな打ち上げ音のあと、庭のすぐ上に降り注ぐ光の滝。
まるで映画「未知との遭遇」のワンシーンのようです。
おかげさまで、宴会のお客様は大喜び。
寒気にもめげず窓を開けて見入っていらっしゃいました。
贅沢な夜ですねー。
2月7日。
ふと思い立ち、塩谷の郷へ。
広々とした道の駅の駐車場から遠く日光連山を仰ぎます。
快晴。
あの男体山のふもとに高井家が!と思うと、あぁ、本当に山に抱かれて暮らしているんだなぁー、と実感。
山の子になって32年目の春の午後でした。
2月3日。
待ちきれない春の陽射しに誘われて輪王寺さんの節分追儺式(ついなしき)を見学に行きました。
おかげさまで九代目も今年も元気に豆まきに参加。
いよっ!毎年、年男!
がら蒔きといって、ステージの上から芸能人と一緒に福を蒔きます。
この日は寒さの中にも麗らかなお天気。
…おや?キラキラとした光の中、背の高い老紳士の幻が…。
昔、ご近所の老舗お煎餅屋さんの大旦那さんが、雪の中、豆まきに行くため和服にまわし(インバネスコート)を羽織り、日光下駄を履いて山内の坂を登っていった姿が浮かんできました。
かっこよかったなぁ。